この物語は、管理人が大量の録画生活に疲れ、動画配信サービスに加入するにいたった経緯の体験談です(言いかえると、彼が本当の意味で作品を愛するまでのラブストーリー)。
録画地獄の毎日
今までたくさんの本数を録画して、たくさんブルーレイディスクに保存してきました。
録画は楽しい!
自分の見たい番組のほとんどが録画できるし、メディアに保存できる。そして、いつでも自分の好きなタイミングで見れ、作品ライフを満喫。しかも、それが無料(タダ)!販売している製品を考えると、自分はどれだけ得をしているのだろう。録画すればするほどお金持ちかもしれない!ウッ、ウヒョー!
そんな夢のような録画ライフ。
しかし、それも疲れてきた…
私は、いろんなことに興味あるので映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、雑学、音楽といった幅広いジャンルを録画してきました。なので、酷い時は週の録画数が「80番組」くらいいっていたと思う。
その中でも、特に「アニメ番組」の本数が異常に多い。
昨今の深夜アニメは異常なほどに放送数が増え、毎日のように数本以上の作品が流れている。田舎なので地上波だけならそんなに数はないですが、BSにも入っているので、ほとんどの公開されているアニメが見れてしまう。アニメは好きなので、ついほとんどを録画してしまう。
もちろん、そんなに録画しても見る時間はないし、消化しきれない。でも、録画してしまう。
そんな状態なので、録画生活は大変だ。
どんどん貯まる録画にたいして、整理をしなければいけないし、良い番組などは編集で綺麗にCMや余計な部分をカットする。そして、ブルーレイディスクを買ってきて、どんどん焼くことになる。しかし、焼くにしても記憶容量めいいっぱいに保存したいので、番組が貯まるまで何日も待たなければいけなかったり。その間にも、どんどん貯まりHDDがいっぱいになっていき、減らすためにどれを焼くか、どれを整理するかといった整理に追われる。その繰り返しの録画地獄の毎日…
大量の録画に時間がとられ、労力もとられどんどんと疲れストレスになっていきました。
そんな状態はよくないことはわかりつつ、辞められない。
そう、まるで録画依存症の状態でした。
途中で録画を減らす対策をするが…
途中で「コレでは駄目だ!」と思い対策をたてたりもしました。
録画する番組を減そう!断捨離だ!
あまりに何でもかんでも録画しまくるので、録画を減らそうと考えました。
- とりあえず録画したもので、1年たっても見ることは無さそうなのは録画しない
- ずっと長く続いている番組で、惰性で録画・保存して、まだ全然見てない番組は録画するのをやめる
こういったものを録画・保存しないようにしました。
そして、次。
保存するブルーレイディスク枚数を減らす!
そのために、メディアに保存しない番組を決めたり、録画モードの品質をさらに落として枚数を減らす対策をとりました。
- 内容は悪くないが今後2度とみることは無いだろうという番組は、メディアに保存しない
- 録画モードの品質をHL(5倍)にしてたのをHM(8倍)にする
- 今まで録画モードが最高品質DRと判断してたものを、さらに審査を厳しくする
このような対策をたてて、録画を減らしました。
しかし、多少は録画数を減らし改善となりましたが、大幅な改善とはなりませんでした。また、微妙に決めたルールを守らなかったりと。
結局は、大変な録画生活が続くことに。
救世主となる動画配信サービス!
そんな大量の録画が貯まり録画地獄にはまっていた私が、動画配信サービスに目をつけたのは必然だったと思います。
動画配信サービスについては、当初は情報をほとんど知りませんでした。
たまに流れるCMをみたり、どこかのサイトでチラリと見て「毎月定額を支払って動画が見れるというサービスなんだな」という認識ていど。
そして、それほど興味は持ってませんでした。
興味がなかった理由は、いちいち画質が悪くて大きい画面でみれたものじゃない、途中で動画が止まる、それほど大した番組本数もない、といったウワサを聞いていたせいかもしれません。
また、過去に無料の動画配信サービスを活用していたせいもあるかもしれません。
無料といっても不正アップロードされたものでなく、一般のサービスで一部の動画が期間限定で無料でみれ、有料会員になると画質がよい状態でみれるとかなんとか、そんなサービス。
そのような中途半端なサービスを使っていたことがあったので、「動画配信サービスもそんな中途半端なサービスなんだろうな」というマイナスイメージを持っていたと思います。
しかし、録画に行き詰まっていたこともあり、よく調べてみたら最近は事情は変わっていて、だいぶサービスの質が高いものになっていました。
動画も画質が良いですし、番組本数もけっこうな数がそろっている。そして、変に中途半端なサービスでなく、普通に番組がストックされていて、それを好きなタイミングで見放題(または一部レンタル)でみれるというシンプルで魅力的なサービスに変わっていました。
そういった経緯で、録画から動画配信サービスを検討することになったのでした。