ドコモテレビターミナルは、2018年1月30日に発売したドコモ独自のメディアストリーミング端末(STB)。
ドコモの独自端末「dTVターミナル」の後継機となり、ドコモ系列の動画配信サービスなどをテレビで視聴することができます。
こちらのページでは、ドコモテレビターミナルの特徴や機能、スペック情報を紹介します。
このページの目次
ドコモテレビターミナルの特徴
- 「4K画質」に対応
- ドコモ系のdTV、dTVアニメストア、dTVチャンネル、DAZN for docomoが利用可能
- Android TV搭載により、YouTubeなどのアプリが使用できる
- 便利に使える「録画機能」
- 「Google Cast機能」でスマホの画面をテレビで見れる
- 音声検索可能で、テレビも操作できる多機能リモコン
- 家族それぞれの「マルチアカウント」対応
- 有線と無線LANが使用可能
1.「4K画質」に対応
ドコモテレビターミナルは、「4K HDR対応」ですので高画質な4Kを視聴することが可能です。
また、「DOLBY VISOIN」「DOLBY AUDIO」に対応しており、高品質な映像と音を楽しむことができます。
2.ドコモ系のVODが利用可能
ドコモ系の動画配信サービスの専門端末といえるものなので、もちろん「dTV、dTVアニメストア、dTVチャンネル、DAZN for docomo、ひかりTV for docomo」を利用できます。
そして、Android TV搭載なのでYouTubeが見れたり、Google Playからお好みのアプリをダウンロードすることができます。
また、お買い上げ時には、「Google Playストア」「Google Play Music」「Google Playゲーム」「Google Playムービー&TV」のアプリがそろってます。
3.便利に使える「録画機能」
STBに珍しい機能として「録画機能」があります。
外付けのHDDを接続することで、同時2番組を録画することができます。
専用アプリを使うことで、家の別室や外出先から、スマートフォン等でドコモテレビターミナルを操作して録画予約をしたり、外出先で映像コンテンツを視聴することが可能となります。
しかし、録画は「ひかりTV for docomo」に加入している人だけが使えるもの。
加入してない人が、普通のレコーダーのように使えるわけじゃないようですね。
ちなみに、録画できるものは「ひかりTV for docomoの専門チャンネル、地上・BSデジタル放送」となってます(ただし、一部録画できない番組があり。また、dTVなどの個別の動画配信サービスの録画は無理)。
4.「Google Cast機能」でスマホの画面をテレビで見れる
Google Cast機能があるので、スマホやタブレット(Android)の映像をテレビに映すことも可能。
通常はキャストするのにChromecastの機器が必要ですが、Chromecastがなくても利用できます。
ちなみに、こちらの機能を使うにはスマホやタブレットがGoogle Cast機能に対応している必要があり。
5.音声検索可能で、テレビも操作できる多機能リモコン
リモコンは、テレビも操作できるので便利に使えます。
また、専用のボタンがあり、ひかりTV for docomoを表示する「専門chキー」、Google検索画面を表示する「Googleキー」、ドコモ、各アプリからのお知らせを表示する「お知らせキー」、録画に関する「録画リストキー」などがあります。
さらに、最近流行りの内蔵マイクが搭載されており「音声検索」も可能です。
6.家族それぞれの「マルチアカウント」
マルチアカウントに対応。
家族のそれぞれがアカウントを登録でき、アカウントごとにドコモ契約のアプリを視聴できます。
7.有線と無線LAN、Bluetoothが使える
有線LANと無線LANが使用可能できます。
また、Bluetooth機能もあり。そして、前面にUSB端子(USB2.0)にはマウスやキーボードをつけて使用でき、後面にUSB端子(USB3.0)にはハードディスクなどを使用できます。
ドコモテレビターミナルのスペック情報
項目 | 内容 |
型番 | TT01 |
発売日 | 2018年1月30日 |
価格 | 16,848円 |
4K対応 | 4K・HDR対応 |
リモコン | あり |
カラー | ホワイト |
本体サイズ | 横107mm×縦107mm×厚み25.5mm |
重量 | 209g |
OS | Android TV 7.0 |
プロセッサ | Quad Core 1.6GHz |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 16GB |
Wi-Fi | 802.11ac/a/b/g/n、MIMO |
イーサネット(有線LAN) | 1000Base-TX(ギガイーサネット) |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
インターフェース | HDMI2.0、1000Base-TX、USB2.0、USB3.0 |
最大出力 | 2160p(4K画質) |
オーディオ | Dolby Audio |
必要なもの | HDMI端子対応テレビ(また4Kを視聴するなら4K対応テレビ)、Wi-Fiネットワークまたはイーサネット、電源用コンセント |
同梱内容 | ドコモターミナル本体、ドコモテレビターミナル専用リモコン、ACアダプタ、クイックスタートガイド、HDMIケーブル、LANケーブル、リモコン用電池 |
対応している動画配信サービス(VOD)アプリ
基本的に対応している動画配信サービスは、以下のドコモ系のサービスとなっております。
- dTV
- dTVチャンネル
- dアニメストア
- DAZN
- ひかりTV docomo
スマホのアプリなどは定期的にログインが必要だったりしますが、こちらのドコモ系のアプリは1度ログインするとログインがいらない感じですね(今のところは2回目のログインが無い)。そこは便利。
さらに、Android TVなので、他の動画配信サービスもGoogle Playからアプリを検索・インストールして利用できます。
管理人がドコモテレビターミナルで確認したところでは、以下のアプリを確認(2019年5月31日時点)。
- Hulu
- U-NEXT*
- FOD(フジテレビオンデマンド)*
- Paravi(パラビ)
- Rakuten TV(楽天TV)*
- music.jp*
- ビデオマーケット
- ディズニープラス*
- バンダイチャンネル
- AbemaTV
- GAYO!
- TVer
「*」がついているサービスは、管理人が加入しているので確実に動作は確認しました。
他の加入してないサービスは、誰でもみれる無料動画を視聴してみましたが普通に動作しました。
主な動画配信サービスがけっこう利用できるので、それほど困らないと思います(検索すると他にも動画配信サービスはあるかも)。
ただし、定番どころである「Amazonプライム・ビデオ」と「Netflix」は確認できませんでした。検索してもアプリが見当たらない。
こちらを利用したい人は、Fire TVがオススメですかね。
ドコモテレビターミナルのデメリット
ドコモテレビターミナルには悪い点もあります。
- 値段が高い
- 「ひかりTV for docomo」を契約していないと録画機能は使えない
販売開始時の価格は16,848円なので、STB端末の中では高めな方。
気軽に楽しみたい方には手をだしにくいですね。
しかし、それに見合った性能の高さや機能があるので、その点を求めてる人には値段相応といえますが。
また、せっかくの録画機能が「ひかりTV for docomo」を契約している人だけなので、とても残念。普通のレコーダーのように録画できると良かったのですが。
こんな人にオススメ!
ドコモテレビターミナルがオススメな人は、こちらになります。
- ドコモ系の動画配信サービスを利用している人
- 4Kの高画質作品がみたい人
- 録画機能で便利に使いたい人
ドコモ系の動画配信サービスの「dTV、dアニメストア、dTVチャンネル、DAZN for docomo」を利用している方におすすめしたいです。
ドコモ専用端末なので、これらのサービスを利用するには性能や操作面で使いやすい端末。
特に「ひかりTV for docomo」を利用する方には、専用端末となります。
また、「4K」の動画にも対応しているので、4Kの高画質で視聴したい方にもオススメ。
動画配信サービスによっては、まだ4Kに対応してませんが、「dTV」では4Kに対応した作品もあります。
※4Kを見るにはテレビが対応している必要あり
そして、「録画機能」があるのが嬉しいところ。
2番組同時録画でき、外出先からも録画したものの視聴や操作ができます。他のSTBにはないので、大きなウリ。「ひかりTV for docomo」を契約している人には便利に使えて、より動画ライフを楽しめますね。
ドコモテレビターミナルはどこで購入できるのか?安く購入するには?
ドコモテレビターミナルは、ドコモ公式ページで購入できます。
- 公式ショップ「ドコモオンラインショップ」
こちらでは購入時にdポイントがつき、キャンペーンをおこなっていることもあります。
また、一部の家電量販店のネット通販でも販売されています。
普通に安く購入するなら、よくポイントキャンペーンをしている楽天市場やYahoo!ショッピングの方が良いかもしれませんね。
それでは、ドコモテレビターミナルとは?特徴や機能、スペック情報でした。