dTVチャンネルとAmazon prime videoチャンネルの違いを比較!どっちがお得?

名前に「チャンネル」がつく、dTVチャンネルとAmazon prime videoチャンネル。

この2つの動画配信サービスはどんな違いがあるのか、どちらがお得に専門チャンネルを楽しめるのかを比較してみたいと思います。

※(追記)dTVチャンネルの動画配信サービスは終了となりました

dTVチャンネルとAmazon Prime Video チャンネルとは?

dTVチャンネル」はドコモ系列の動画配信サービスの1つで、2018年1月30日からサービスが開始されました。

そして、「Amazon prime videoチャンネル」はアマゾンの動画配信サービスの1つで、同じ年の6月14日からサービスが開始。

どちらもCS放送などの専門チャンネルを視聴できる動画配信サービスとなっております。

サービス名に「チャンネル」がつかない「dTV」と「Amazonプライム・ビデオ」は、低額の動画配信サービスとしてお互い火花をちらしていますが、新たなライバル関係、第2ラウンドといった感じですね。

1.サービスを利用できる人の違い

dTVチャンネル prime videoチャンネル
誰でも加入できる Amazonプライム会員のみ

dTVチャンネルは、誰でも加入することができます。
ドコモのサービスですが、ドコモケータイを契約していなくても大丈夫!

しかし、Amazon prime videoチャンネルは違います。
Amazonプライム会員でないと利用できません。
なので、プライム会員以外の人が見たい場合は、プライム会員にならないといけません(チャンネルを申し込み時に、同時に加入することは可能)。

2.サービスの仕組みが違うdTVチャンネルとprime videoチャンネル

dTVチャンネル prime videoチャンネル
月額で全てのチャンネルが見れる 月額で1チャンネルが見れる

dTVチャンネルは、月額を支払うと約25チャンネルの専門チャンネルを全て視聴することができます

しかし、Amazon prime videoチャンネルは個別にチャンネルに加入する形式となっていますので、約50チャンネルの中から好きなチャンネルを選んで月額を払いで視聴します(チャンネルごとに月額料金は違う)。

このようにサービスの仕組みが違うものとなります。

3.dTVチャンネルとprime videoチャンネルの料金の違い

dTVチャンネル prime videoチャンネル
月額858円 月額198円~とバラバラ

dTVチャンネルの料金は、月額858円(税込)になります(さらに、dTVと一緒に加入するとセット割引があり)。
この月額料金だけで約25チャンネルが全て見放題でみれ、他には追加料金はありません。

Amazon prime videoチャンネルは、チャンネルごとに月額料金が違います。
一番安いチャンネルは月額198円(税込)で、月額500円前後くらいの価格帯が多い感じですね。

しかし、prime videoチャンネルはAmazonプライム会員だけしか利用できないので、プライム会員でない人はプライム会員に加入しないといけないです。
ちなみに、Amazonプライム会員の料金は月額600円(または年額5,900円)。

Amazon prime videoチャンネルは、そのチャンネルだけみたい人には残念な感じですね。

4.両方とも「リアルタイム配信」というわけじゃない

dTVチャンネル prime videoチャンネル
リアルタイム配信 オンデマンド配信+リアルタイム配信
※チャンネルによってリアルタイム配信は無し

そして、配信形式も違いがあります。

dTVチャンネルは、配信する時間がきまっているリアルタイム配信となっており、一部の番組には最大2週間の「見逃し配信」があります。

しかし、Amazon prime videoチャンネルは、基本的には好きなタイミングで作品を視聴できるオンデマンド配信となっており、チャンネルによってはさらにリアルタイム配信(Amazon上では「ライブ配信」とよばれてます)もあります。

「チャンネル」というとリアルタイム配信かと思いますが、そうとは決まっていないようですね。

5.対応デバイスの違い

dTVチャンネル prime videoチャンネル
スマホ・タブレット、パソコン
ドコモテレビターミナル、Chromecast
スマホ・タブレット、パソコン
スマートTV、レコーダー、Fire TV

対応しているデバイスの違いとしては、Amazon prime videoチャンネルに関してはAmazonプライム・ビデオで対応しているデバイスにほぼ対応しているようですね。
スマートTVやレコーダー、スマホ・タブレット、パソコン、Fire TVなどいろんなデバイスで視聴できます。

dTVチャンネルも、スマホ・タブレット、パソコンには対応してます。
また、テレビで視聴するにはSTBの「ドコモテレビターミナル」や「Chromecast」でみれますが、対応しているデバイスがまだ少なめです。しかも、ドコモ独自端末のドコモテレビターミナルは高機能ですが、価格がやや高めで。

なので、デバイスによる視聴のしやすさを考えるならprime videoチャンネルが上。

6.dTVチャンネルとprime videoチャンネルのコンテンツ比較

dTVチャンネルは、24チャンネル(2020年11月18日時点)。
映画、ドラマ、アニメ、エンタメ、ニュース、ドキュメンタリー、趣味・実用といったジャンル。

Amazon prime videoチャンネルは、51チャンネル(2021年11月9日時点)。
映画、ドラマ、スポーツ、ニュース、趣味・実用、音楽、エンタメといったジャンルがあります。

ジャンルはけっこう似てますし、チャンネル数は充分なほどの数があります。

詳しいチャンネル一覧は以下のようになります。

dTVチャンネルのチャンネル一覧

アニメ・キッズ

Boomerang(ブーメラン)
ニコロデオン

エンターテインメント

プチフジ
TBSオンデマンドチャンネル
エンタメ~テレ☆バラエティ SELECT
MEN’S NECO
ファミ劇Neo
ひかりTVチャンネル+

韓流

KBS World
Kchan!韓流TV

スポーツ

GAORA Bros.
Tリーグチャンネル

趣味

囲碁プラス
将棋プラス
ダンスチャンネル by エンタメ~テレ
MONDO麻雀TV
タビテレ
釣りビジョンPlus

ドキュメンタリー

ナショナル ジオグラフィック
ナショナル ジオワイルド
HISTORY
MotorTrend

ニュース

TBS NEWS
euronews(ユーロニュース)

※2020年11月現在のラインナップ

Amazon Prime Videoチャンネルのチャンネル一覧

海外映画・TV番組

スターチャンネルEX -DRAMA&CLASSICS-(月額990円)
STARZPLAY(月額600円)
シネフィルWOWOWプラス(月額390円)
アジアドラマチャンネル(月額880円)
韓流チャンネル(月額550円)
Channel K(月額550円)
KBS ワールド プラス(月額795円)
MTV(月額330円)

日本映画・TV番組

NHKオンデマンド(月額990円)
+松竹 Plus Shochiku(月額330円)
シネマコレクション by KADOKAWA(月額396円)
マイ★ヒーロー(月額499円)
時代劇専門チャンネルNET(月額550円)
JUNK FILM by TOEI(月額499円)
日本映画NET(月額550円)
極道戦線(月額550円)
VパラTVプラス(月額499円)

アニメ・キッズ

dアニメストア for Prime Video(月額550円)
東映アニメチャンネル(月額350円)
アニメタイムズ(月額437円)
NHK子どもパーク(月額397円)
キッズステーション・オンデマンド(月額217円)
ニコロデオン(月額440円)

バラエティ

大阪チャンネル セレクト(月額407円)
よしもと劇場プレミアム(月額1,500円)
カンテレド―ガCHANNEL(月額356円)
ABCオンデマンド(月額399円)
MBS動画イズム Select(月額280円)
エンタメ〜テレ☆バラエティ オンデマンド(月額387円)
MEN’S NECO+オンデマンド(月額459円)
ファミ劇Neoプラス(月額550円)

スポーツ

J SPORTS(月額2,178円)
ブンデスリーガLIVE(月額999円)
バスケットLIVE for Prime Video(月額300円)
TリーグTV(月額198円)
GOLFTV(月額1,000円)
セントラルスポーツ・フィットネスチャンネル(月額440円)
yoga esse ヨガエス(月額550円)

ニュース&ドキュメンタリー

テレ東BIZ SELEC(月額550円)
日経CNBC プラス(月額990円)
BBCワールドニュース(月額792円)
HISTORY(月額330円)

音楽

タカラヅカ・オンデマンド(月額1,650円)
スペシャオンデマンド(月額770円)
Qello Concerts by Stingray(月額490円)
ミュージック・エアSELECT(月額298円)
ダンスチャンネル オンデマンド(月額387円)

ホビー・カルチャー

釣りビジョン セレクト(月額550円)
寄席チャンネル 落語・お笑いSELECT(月額550円)
鉄道チャンネル(月額880円)

その他

Channel恐怖(月額550円)

※2021年8月現在のラインナップ

同じものがいくつかあるdTVチャンネルの方がお得?

ネット配信

チャンネルをみると、いくつか同じ名前のチャンネルがありますね。

ニコロデオン」「KBS ワールド」「エンタメ〜テレ」「MEN’S NECO」「ファミ劇Neo」「HISTORY」「釣りビジョン」など。

dTVチャンネルはCSで放送している番組のオリジナル編成なので、まったく同じ番組というわけではないと思いますが。

そう考えると、チャンネルごとに追加料金を払うprime videoチャンネルより、dTVチャンネルがお得といえますね。

もし、prime videoチャンネルで複数のチャンネルをみたいと思ったら、けっこうな月額料金がかかりますし。その点、dTVチャンネルは一定の額を払うと、全部のチャンネルがみれますので。

とはいっても、みたいものがあるかどうかが大事なので、一概にはいえませんけど。
dTVチャンネルがお得といっても、みたいものがないなら意味ないですから。

dTVチャンネルは、企画番組を配信することも!

dTVチャンネルは専門チャンネルのサービスですが、特別な企画番組を配信することもあります。

例えば、『NMB48山本彩卒業コンサート』や『a-nation 2018』の生中継のライブを配信したりと。

このような企画モノも楽しめたりします。

Amazon prime videoチャンネルで人気があるのは…

記事のアクセス数の印象では、『スターチャンネルEX -DRAMA&CLASSICS-』『dアニメストア for Prime Video』『J SPORTS』のチャンネルが人気がありますね。

スターチャンネルは、HBOの海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の配信、また最終シーズンの配信ですごい人気がありました。

そして、dアニメストアは最新作や旧作のアニメ配信数が圧倒的に多いので、アニメファンには人気です。

J SPORSは、サイクルロードレースやモータースポーツのシーズンなどでアクセスが上昇したりしますね。

もちろん、好みがわかれるジャンルですが、dTVチャンネルにはない感じのものなので、興味があるならおすすめです。

まとめ

dTVチャンネルとAmazon prime videoチャンネルを比較してきましたが、結局は使う人の目的や状況によるようですね。

単純にテレビ番組にあきて、普通の映画・ドラマ・アニメ以外でない番組をもっと見たいとなるとdTVチャンネルがおすすめですし、すでにAmazonプライム会員の人ならAmazon prime videoチャンネルをレンタル感覚で気軽に楽しめますし。

どちらかに加入を考えているなら、その点を考慮して検討してみては?

それでは、dTVチャンネルとAmazon Prime Videoチャンネルの違いを比較!でした。

※本ページの情報は2020年11月18日時点のものです。最新の配信状況はdTVチャンネル、Amazonチャンネルの公式サイトにてご確認ください

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