映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の感想・評価。あれ?ミカサに萌えない

Amazonプライム・ビデオで、実写版の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が見放題になっていたので、見てみました。その感想をズラズラと。

あらすじ

諫山創による大人気コミックの実写映画化。百年以上前、突如現れた巨人たちに人類の大半は喰われ、文明は崩壊した。この巨人大戦を生き残った者たちは、巨大な壁を三重に築き、内側で生活圏を確保して平和を保っていた。しかし、ある日突然現れた想定外の超大型巨人によって壁は破壊され、穿たれた穴から無数の巨人が壁の中へと侵入。長年にわたる平和の代償は、惨劇によって支払われることとなった。それから、二年。活動領域の後退を余儀なくされた人類は、対巨人兵器、立体機動装置によって武装した調査団を結成。奪われた土地を巨人から取り戻すべく、外壁の修復作戦に踏み切るが…。

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の感想

漫画は長いので、実写版はもちろんオリジナルのストーリーとなってました。

各キャラクターのドラマや途中のストーリーはだいぶカットして、主な部分だけのお話。
そして、キャラクターなども設定は変更。

オリジナルが悪いわけじゃないですが、いまいち面白くなかったです。
アニメ版をみてるだけに、さらに面白くはなかったです。

なんだろうな。
まず、アニメで感じた巨人のヤバさとか、立体機動装置アクションのかっこよさ、エレンの熱さなどがなかったせいなのかな。
その良さが伝わらなかったので、うーんとなってしまいます。

シーンでもいろいろと気になるところがチラチラありましたね。

住んでるところが巨人に襲われた時、アルミンの親父が死んだのがなんかギャグみたいになってたし。
主要人物の親なのに、そんな扱い?という感じ。

で、主人公エレンは、馬のあわない仲間と喧嘩ばっかしてる印象。
あの喧嘩シーンいるのか?なんだか安っぽい感じになりました。

また、喧嘩が強い設定はなんだかな…
エレンが弱いくせに強がるのイイのに、強いとテーマも弱くなるんじゃないか。

そもそも主人公の動機が弱いんだよな…
ミカサ死んだと思っていたけど、生きてたわけだし。
巨人に対する憎しみがないので、なんでこの人戦ってるんだろう?って気にもなるし。
そのせいえ、主人公に対する共感も薄いし、主人公がストーリーで強く動いていかない。
そのせいでテーマもなんだかボヤけてるし。

そして、一番気に入らないのはミカサが「普通の少女」設定。

普通の少女じゃ萌えねーよ!

金魚のフンみたいに、子供に甘々なお母さんのようにエレンについていくのが、萌え萌えだったのに…
エレンに仇なすものに、キレキレなのが萌え萌えなのに…

ミカサの魅力半減です。

あとは、童話性がほしかったかな。
童話の雰囲気があるのが進撃の巨人のいいところなのに、そんな感じを映画に入れればよかったのに。
あんなナルシストのキャラクターいれなくていいからさ。

良かった点といえば、「巨人」は面白かったけど。
やっぱり、実写になると変態感が強まっていい。でも、もっと変態性のある感じにしてほしかったけどね。

こんな感じでイマイチでした。

続編も見放題になっているようだから、後で見てみようかな。

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それでは、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の感想・評価でした。

本作品の配信情報は18年9月12日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については公式ホームページもしくはアプリをご確認ください。