Amazonビジネスと個人アカウントの違いは?ビジネスアカウントを徹底比較!
Amazonビジネスの「ビジネスアカウント」と、通常の「個人アカウント」の違いをいろいろな項目ごとに比較してみました。
加入条件、料金、支払い方法、ポイント、送料無料、会員割引、便利機能など。
さらに、AmazonプライムとBusinessプライムの違いも。
このページの目次
Amazonビジネスの「ビジネスアカウント」と通常の「個人アカウント」の違いを徹底比較!
公式サイト:Amazonビジネス
Amazonビジネスのビジネスアカウントと、個人アカウントの違いを1つ1つの項目ごとに比較して検証します。
一気にまとめて表で違いを確認したい場合は、下の「比較まとめ」項目をご確認ください。
※情報は途中で変更となる場合もありますので、最新の情報は公式サイトを確認して下さい
加入条件
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
加入条件 | 誰でもOK | 法人または個人事業主 |
個人アカウントは、誰でも登録できてアカウントを作成できます。
しかし、Amazonビジネスは「法人または個人事業主」の人しかアカウントを作成できません。
料金
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
利用料金 | 無料 | 無料 |
基本となるサービスの利用料金は、どちらも無料となってます。
アカウントの新規作成も、もちろん無料で取得できます。
ちなみに、Amazonビジネスのプライム会員サービス「Businessプライム」に加入した場合は、有料となります。
1アカウントに対する利用可能なユーザー数
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
ユーザー数 | 1ユーザー | 複数ユーザー |
個人アカウントの場合は、1つのアカウントに対して1ユーザーしか利用することはできません。
しかし、Amazonビジネスは会社やグループでの利用を考えられているので、1つのアカウントで1ユーザーだけでなく追加して複数のユーザーで利用することができます。
支払い方法
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ケータイ決済 Amazonギフト券 コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い 代金引換 など |
請求書払い(後払い) クレジットカード デビットカード ケータイ決済 Amazonギフト券 コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い 代金引換 など |
支払い方法は、個人アカウントの時とほとんど同じ。
もちろん、Amazonビジネスは後払い(売掛払い)の「請求書払い」ができるのが目玉の一つです。
請求書払いは、当月に購入した商品を1つにまとめて請求書がおくられ、支払うことができます。
いちいち、1つ1つ購入したものの領収書をダウンロードといった手間がはぶけますね。
ちなみに、Amazonビジネスでは「Paidy翌月払い」はできないようです。
ポイント・Amazonギフト券
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
ポイント | 利用可能 | 利用可能 |
Amazonギフト券 | 利用可能 | 利用可能 |
AmazonポイントとAmazonギフト券は、Amazonビジネスでも普通に利用できます。
今のところは、ビジネスアカウントだからポイントが倍になる!といったことは無いようですね。
ちなみに、個人アカウントとは別にビジネスアカウントを作成した場合、もちろん個人アカウントのポイントはビジネスアカウントでは利用できません。
送料無料
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
送料無料 | 2,000円以上で無料 | 2,000円以上で無料 |
送料は基本的にはどちらも、2,000円以上で無料というのは変わらないみたいです。
ただ一部の商品では、2,000円未満でも送料無料の商品があるようですね。また、「Businessプライム」に加入すると配送特典が得られます。
ちなみに、Amazonマーケットプレイスの場合は、それぞれの送料となります。
会員割引
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
会員割引 | なし | あり |
Amazonビジネスでは、全ての商品というわけではないですが「特別価格」の会員割引があります。
また、「数量割引」もあり購入数によって割引になる商品もあります。
なので、普通に個人アカウントで購入するより、ビジネスアカウントで購入したほうがお得!
便利機能
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
便利機能 | なし | 全社員・チームメンバーを登録 承認ルールを設定 購買データの取得 |
Amazonビジネスの機能としては、ユーザーを追加できる機能や、承認者の承認がないと注文できない設定機能、購入データを取得して全体またはグループごとに分析機能といったものがあります。
ビジネスで利用するには便利な機能ですね。
ちなみに、有料サービスの「Businessプライム」に加入すると、さらに便利に利用できるようになります。
解約金や退会手続き
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
解約金 | 無し | 無し |
退会手続き | ネットから簡単にできる | ネットから簡単にできる |
Amazonビジネスは個人アカウントと同じように、解約金はありませんし、退会手続きは簡単なものとなってます。3クリックで退会が可能。
プライム会員(AmazonプライムとBusinessプライムの違い)
項目 | Amazonプライム | Businessプライム |
料金 | 月額600円(または年額5,900円) | 年額4,900円~ |
特典 | お急ぎ便・当日お急ぎ便が無料 お届け日時指定便が無料 会員セール プライムビデオ Prime Music Prime Reading など |
お急ぎ便・当日お急ぎ便が無料 お届け日時指定便が無料 累積購入割引 購買分析ダッシュボード 購買コントロール |
簡単にいうと、AmazonプライムとBusinessプライムは名前に「プライム」とついているので似たものかと勘違いされやすいですが、基本的にはまったく別物のサービス。
ビジネスアカウントでは、個人向けのAmazonプライムには加入できません。
管理人が招待したユーザーがすでにAmazonプライム会員で、そこからビジネスアカウントに移行したときにそのユーザーだけは利用はできるようですが(なんだかややこしい)。
また、1ビジネスアカウントで、他のユーザーもAmazonプライムが利用できる!といったものではないので注意。結局は個人向けなので。
Amazonプライムを利用したい人は、無難に個人アカウントでの利用したほうが良いですね。
そして、Businessプライムはさらに「ESSENTIALS(3ユーザーまで)」「SMALL(10ユーザーまで)」「MEDIUM(100ユーザーまで)」「UNLIMITED(無制限)」の4つのプランに分かれてます。
プランによってユーザー数、料金、利用できる機能も違ってきますので、詳しは「Businessプライム」の公式ページを確認して下さい。
ちなみに、Businessプライムのわかりにくい名称の特典内容は、以下になります。
特典 | 内容 |
累積購入割引 | よく購入する商品をよりお得に購入できる |
購買分析ダッシュボード | 可視化された購買データにより、的確な購買予算や購買ルールの決定ができる |
購買コントロール | カテゴリー単位での購買制限や推奨商品などを設定することで、購買活動の統制ができる |
比較まとめ
上で比較した個人アカウントとAmazonビジネスの内容を、1つの表にまとめます。
項目 | 個人アカウント | Amazonビジネス |
加入条件 | 誰でもOK | 法人または個人事業主 |
利用料金 | 無料 | 無料 |
ユーザー数 | 1ユーザー | 複数ユーザー |
支払い方法 | クレジットカード デビットカード ケータイ決済 Amazonギフト券 コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い 代金引換 など |
請求書払い(後払い) クレジットカード デビットカード ケータイ決済 Amazonギフト券 コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い 代金引換 など |
ポイント | 利用可能 | 利用可能 |
Amazonギフト券 | 利用可能 | 利用可能 |
送料無料 | 2,000円以上で無料 | 2,000円以上で無料 |
会員割引 | なし | あり |
便利機能 | なし | 全社員・チームメンバーを登録 承認ルールを設定 購買データの取得 |
解約金 | なし | なし |
退会手続き | ネットから簡単にできる | ネットから簡単にできる |
※2019年12月17日現在の情報
個人アカウントとAmazonビジネスのビジネスアカウントを比較してみましたが、基本的には個人アカウントの時と同じような感じで利用はできるようです。
なので、ビジネスアカウント用のAmazon画面になっても、それほど戸惑いはないと思います。
ただ、やはり個人アカウントとビジネスアカウントは分けて利用した方がいいですね。
同じように利用できる点はあるとはいえ、やはりビジネスアカウントはビジネス用なので。また、Amazonプライムを利用したい場合は、個人アカウントでシンプルに利用した方がいいですし。
Amazonビジネスに登録するのは簡単!
管理人は「個人事業主」としてAmazonビジネスに登録してビジネスアカウントを作成しましたが、登録は簡単でした。
提出書類を用意するのが少しだけ面倒でしたが、登録の入力項目は簡単なもの(名前、住所、電話といったもの)だったのでアッサリと終わり、翌日にはビジネスアカウントを正式に取得できました。
登録の流れとしては、以下のようになります。
- 「Amazonビジネス」の申し込みページへ
- アカウントの作成
- 基本情報の入力
- 登録完了(仮)
- Amazonの審査完了
詳しい登録方法を知りたい方は、画像付きの手順を記事にまとめてますので、以下の記事を参考までにどうぞ。
>Amazonビジネスの登録方法(無料)。個人事業主として登録してみた
それでは、Amazonビジネスと個人アカウントの違いは?ビジネスアカウントを徹底比較!でした。
※本ページの情報は2019年12月17日時点のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください